ライフワーク

25歳で起業して5年間で分かった女性起業のメリットとデメリット(副業、働き方改革)

こんにちは!Bちゃん(@podycasty)です。

突然ですが、実は今Bちゃんは転職活動をしています(突然にも程がある)。このブログはもともと美容ネタ目的で始めましたが、

Bちゃん
Bちゃん
 美容に注ぎ込むお金もお仕事有りき!

ということで(笑)アメリカに来てから起業した個人事業のお話や、今現在会社勤めとして社会復帰を考えている理由等々も含めてこの記事にまとめていきます。誰かの参考になったら嬉しく思います。

女性が幸せにキャリアと人生を歩むためには?

私は25歳のときに全くのゼロから起業し、個人事業主となりました。そこでキャリアや働き方、生き方までもに否が応でも向き合わざるを得ない状況となりました(しかもほとんど毎日)。この記事では、私が自分の実体験を通じて感じた女性起業のメリットデメリット、そしてこれらを体験しながら色々と考えてきた結果、現段階で、女性が幸せにキャリアも築きながら人生を構築していくにはどうしたら良いと考えているかについてもまとめていきます。

まずは結論から:会社勤めに復帰するという選択

まず結論から言うと、私は5年前に立ち上げた事業から少しずつ力を抜き、会社勤めに復帰する方向で今転職活動を始めています。私が起業をしたのは、『持たざる者(女性)がゼロからパソコン1台でも収入を得られる(あわよくば旦那さまのお給料から卒業できる云々)という状況がキラキラ女性起業と揶揄され始めた頃』です。日本は今でこそ「働き方改革」「副業」「複業」「ワーケーション」「在宅ワーク」というワードが労働市場を騒がせているので、世間の動向とは逆を行くような動きになりますが、だからこそ伝えられるメッセージがあると思ったので、今働き方や生き方を模索している人に向けてこの記事が届けられたらと思い、筆を執りました。

Bちゃんの経歴

誰も興味ないと思いますが一応私の学歴や経歴を書いておきます。

  • 都内の私立大学卒業(経営学を専攻)

  • 新卒で金融業界

  • サービス業界に転職
    国際運輸部に配属、海外駐在

  • 結婚、アメリカ移住

  • 起業
    VISA等の都合もあって労働許可証を取っていなかったので、ひとまず自力でやってみるか、と地味に起業しました。個人事業主として今年で5年となります(地味に起業したわりには会社員時代の収入になっているのが奇跡でしかないんですけどw)
プロフィールはじめまして!りあ(Leah)です ちょっとだけ詳しいプロフィールを見に来てくれてありがとうございます ...

さて、私の簡単なプロフィールをご紹介したところで、早速本題に入ります。

25歳女子が起業して分かった
女性起業のメリットデメリット

私が興した事業について

業種・職種

教育業
女性のキャリア構築支援業

資本金

0円

設備投資

パソコン、通信環境:10万円程度

ビジネス、マーケティングスキル:60万円程度

現在の収入

30代の平均年収くらい

メリット(幸せなこと)

自分が好きな時間に好きな場所で働ける
満員電車とは無縁。やりたくない時や体調が悪いときには仕事をしなくても良い。1ヶ月ずっと旅行したり遊んでいたりしたって、次の月の数日で頑張れば年収の半分程度を数日で稼いでしまうこともありました。時給制では考えられない働き方ですね。

夫の仕事の都合に合わせられる
自分の事業の業務の裁量は100%自分にあるから、多少時間やタスクをずらしても後で埋め合わせが出来るので、夫が遅く帰ってきても温かい出来たてのご飯を出せるし、朝ごはんもゆっくり一緒に食べることができたりするのはとても幸せ。

自分のやりたいことに集中できる(やりたくないことは外注できる)
私は小学生の頃、自分でHTMLを書いてホームページを作るような子供でした。今でもITやテック系、ガジェット系が好きなので、営業系のことは外注しています。コストパフォーマンスなどはもちろん経営者として考えなければいけないのですが、自分のやりたいことに集中できる働き方は良いものです。

デメリット

自分が動かなければ1円にもならない
これは日本人に多いであろう「もともと普通に真面目」な私にとっては心身を蝕むほどツライと感じることが多いです。顧客対応やバックオフィス的な業務もすべて自分次第。業界ではそこそこ有名になったのでアンチからの誹謗中傷に憔悴したり、売上が上がらない不安で不安症のような症状も出るようになりました。

福利厚生がない
これは当たり前ですが、保険や手当が無いだけでなく、労働時間や休暇に関する労務規定もゼロということは、私のように普通に真面目な場合、「際限なく働いてしまう」ことが起こってしまうのです。私はこれにより視力がガタ落ちしました。以前は視力2.0あったのに、今では眼鏡がないと日常生活でも支障をきたす程度になってしまいました。時間的な自由を得た結果、その自由をうまく生かせずに健康を害するというのは最悪ですね。

仲間がいない
議論したり切磋琢磨したり息抜きしたりできる同僚も教えを請う上司もいない状況は、寂しいだけでなく、拡がりがなく、将来的な「機会損失」が大きいと感じ始めました。実はこれが一番のデメリットだと感じていて、メリットを全部合わせた大きさよりも大きいと思います。

デメリットへの対応策

とはいえ、デメリットへの対応策はもちろんあります。たとえば、自分が動かないと1円にもならない状況については

  • スケジュール管理やタスク管理を外注したり
  • 秘書を雇ったり
  • 労務管理システムを導入

することで解決に近づくでしょうし、福利厚生に関しては

  • 行政やコワーキングスペースの仕組みをきちんと利用する
  • ことで一般の会社員が受けている福利厚生の制度に近い状態を作り出す

といったことは可能だろうと思います。また、仲間については

  • SNSをうまく使って同じような仲間を探したり
  • 異業種交流会的な場所に積極的に出向き交流して仕事を拡大したり

することも、今の時代とても簡単です。簡単・・・・です。
でも、これらのことを行動に移そうとした時、私にはいつもぶち当たる壁があったのです。

それは・・・

女性起業で成功するための2つの鍵

それは、情熱事業の着地点です。

上に挙げてきたようなデメリットにぶち当たった時、それを乗り越える手立てはたくさん思いつきました。方法はいくらでもあると知っていました。でも、それを実際に行動に移そうとする度に、私にはそこまでこの事業に対しての情熱が無いと気づいてしまうのでした。

収入が安定しているからといって機械的に同じことをやっていけばいいわけではないのが起業です。スケジュール管理やタスク管理を外注するにしても人を雇うにしても、行政やコワーキングスペースを利用するにしても、SNSで仲間を探すにしても、それなりのお金や時間の投資が必要になります。でも、いつしか私は「いかに投資を少なく、利益を出すか」という方向ばかりに意識が向いていました。いや、もちろん事業者としてそのコスパ追究は大事でしょう。でも、この世の中って人と人との心の交流で回っているんだ、という当たり前のことに気づいたのです。

Bちゃん
Bちゃん
 カネじゃないってことね(直球)。

仮に私に、

  • この事業に対する純粋な熱い思い
  • 事業を通して助けられる人々への真の貢献の気持ち
  • 自分のやっていることは世界を変えられる一助になるという確信(確信がなくても、そういう世界が理想でそういう世界を作りたいという熱意)

があれば、もっと「投資」への意識は高いはずです。それは突き詰めていくとお金の問題ではなく、自分自身がやっていることに対する情熱の問題なのです。そこで惜しんでしまう自分がいることに気がついてしまいました。利他心ではなく、利己心の起業から卒業できなかったのです。極めつけは「クライアントが成功したのに、その成功を喜べない」ことでした。この世はカネじゃないとわかりつつも、その先で花開き実となった果実を全く喜べないようでは、本当にやっている意味がないなというのが身に沁みてわかったのです。

事業を興した当初のビジョンである「女性が自分の強みを生かして自分らしくキャリア構築する」ための支援をすることは今でも変わっていません。しかし、より詳細で具体的な事業の着地点を定めないまま、売上や収入を目標にしてしまっていました。

この「事業の着地点」は、途方もなく大きければ良いわけでもなく、自己中心的であっても意味がありません。起業活動をする本人の根底に脈々と流れるDNAであり、その人の行動を導き、正しく定めれば共感する他人をも巻き込む力があるものなので、起業家の成功と失敗を分ける最も重要な要素だと思います。

改めて、自分の人生展望を書き出してみた

会社勤めでも個人企業でも一定の収入を得て、色んな意味で自分の人生とキャリアをフラットに考えられるようになった今、改めて自分のやりたいこと、築きたい人生、自分が社会や人に貢献するために使える適性をこんなふうに分析しています。

  • 将来的には子供を産んで幸せな家庭を築きたい!(家事は嫌いじゃないし楽しめる)
  • 働くことで社会と繋がっているほうが幸せを感じる!
  • 自分より大きなものに貢献するほうが幸せを感じる!
  • スキルを身につけて貢献性を高めたい!
  • 自分の適性を活かして収入を得て、お金で買える豊かさを享受したい!
    (美容やファッション、インテリアや食が好き。)
  • 女性のキャリアやモチベーション、幸せを支援することは好きだし、起業前・起業当初から変わっていない。

こういうふうに考えた結果、これらの実現のためには、個人事業1本ではなく会社勤めをしたほうが私にとって幸せでもあり、私の適性を生かして人や社会の役に立てる近道であるという答えが浮かび上がってきました。これが今転職活動を始めている理由です。冒頭でも言いましたが「副業」「複業」「自由に働く」「働き方改革」という盛り上がりを見せる労働市場のトレンドとは一見逆を行くようなカタチとなっていますが、これが自分にとっての自然な成り行きとなっています。

起業の成功を占う3つの質問

私は、キラキラ女性起業のアンチではありません。女性が働き方を選ぶモチベーションや動機が「旦那さんのお給料から卒業したい」でも「承認欲求を満たしたい」でも「モテたい」でも「自立したい」でも、すべてOKだと思います。いずれにしても誰かの喜びを創出できなかったら淘汰される世界なので、その過程でもし情熱事業の着地点に利他的な要素が醸成されれば、(最初は利己的であっても)自然とうまくいくからです。

その代わりと言ってはなんですが、もし今あなたが個人事業を興そうとしていたり独り起業を考えていたりして少しでも迷っているのであれば、まずは最低でも次の3つを明確にしておいたほうが、いざ起業したときに収入が上がるのも早いし、その収入も青天井だと思います。

女性が起業を始めるための3つの質問

  1. 自分はなぜ起業したいのか?
  2. プライベートと一緒くたにできるくらいその分野にはまっているか?
  3. 事業のビジョンと着地点は?

もちろん、この3つの質問を最初から完璧に固めておく必要はありません。とにかく動き出してみることで状況は変わっていくので、初動の機動力は大事にしてほしいと思います。案ずるより産むが易し、です。女性はただでさえ「考え込んで行動に移せない」傾向がある人も多いので、そんな中で起業をしようと考えている事自体が素晴らしいことだと思います。

でも、起業してしばらくして顧客がついて、会社員時代と同等の収入が安定するようになった時に同じ質問を自分に問うてみてください。その時点でまだ答えがぼんやりとしたままであれば、危険かもしれません。

これからの私のキャリアと人生

私は今の事業を急にプツンと終わらせるわけではありません。ただ、成長させようと努力することをお休みすることにしました。働くのも生きるのも、自分自身の健康という資本があってのことなので、自分がまず心身ともに夢中になれて、文化的で人間らしい生活を送ることができる(これって日本国民の最低限の権利w)状況を作業や環境レベルに落として考えて再構築し直そうと思います。アメリカでの転職活動&キャリア構築になるので、こちらも徒然とブログで記録していきたいと思います。